Weapon (武器)


呪われた剣 (Cursed Sword)

(ダーインスレイヴ:グランブルーファンタジー) 

 


 

呪われた剣は

魔剣に類する邪悪な剣。

 

 

広義の魔剣とは、

神話や伝説、

あるいは小説やゲームなどの

フィクションに登場する

特別な力を持つ剣の総称で、

その所持者に大きな力を与える点では

「聖剣」と同じだが、

こちらは不幸や災禍をもたらす剣

の意味で用いられる。

 

 

魔剣の中でも「呪われた剣」は、

剣そのものに邪悪な力を有し、

所持者に対しては

圧倒的な攻撃力と引き換えに

何かしらの不利益を強制する。

 

 

伝説の中に登場する有名な例として

ヴォルスンガ・サガに登場する

『ダーインスレイヴ』がある。

 

この剣は所有者ヘグニが

「狙いは絶対に外さず、

相手に決して癒えぬ傷を与え

死に追いやる」

と誇示した剣である。

 

但しその一方、元が

魔龍ファフニールの財宝であった

この剣には呪いがかけられていて、

その呪いは

『一度鞘から抜けば

返り血を浴びるまで鞘に戻らず

所有者に破滅をもたらす』

というものであった。

 

 

伝説に登場するもう1つの有名な例に

北欧神話に登場する

『ティルヴィング』がある。

この剣は錆びることなく

鉄をも簡単に切り裂く。

 

そして持ち主の悪しき望みを

3度は叶えるが

その持ち主にも破滅をもたらす

呪いがかけられていた。

 

 

どちらも、その剣の所持者には

〝死〟という最大の不利益が

提供されている。

 

 

RPGに登場する呪われた剣には

通常は死ほどのデメリットは

持たされていない。

(ゲームとして成立しないため)

しかし武器によって

色々な呪いの効果が存在する。

 

 

例えばドラクエ2.3.4に登場する

 『はかいのつるぎ』

『もろはのつるぎ』

『みなごろしのけん』

の3つは、

どれも恐ろしいほどの攻撃力を持つが

 その代わりにそれぞれ

 ・攻撃時、たまに身動きが取れなくなる

・与えたダメージの1/4を攻撃主も受ける

・装備しているキャラの守備力が0になる

というデメリット効果が生じる。

 

 

但し

「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」

に登場するティルフィングは

戦闘中は呪いによる

デメリット効果は受けないものの

それを持つ主人公およびその仲間の

ほとんどがストーリー上で

必ず死ぬ運命を辿るため

剣が持つ呪いを〝所持者の死〟

という形で体現している。

 

 


 

登場RPG作品

  

吸血剣ダーインスレイヴ (グランブルーファンタジー)

魔剣ダインスレイフ (ヴィーナス†ブレイド レイジング)

   閻魔剣ダインレイ (ロードオブワルキューレ)

  ティルヴァング (グランブルーファンタジー)

魔剣ティルヴィング (クロスオーバード)

 ティルフィング (ファイアーエムブレム 聖戦の系譜)  

はかいのつるぎ (ドラゴンクエスト2)

もろはのつるぎ (ドラゴンクエスト3)

みなごろしのけん (ドラゴンクエスト4)